言語 体験
弟がごちそうしてくれると、お言葉に甘えて夕食家族で外食に出かけました。
ありがとうね。
注文して、食事を味わいます。
食べることはせつないです。
弟が子供たちが好きな麺類を注文しようと、メニューには冷麺があったのでたのみました。
たくさん量があったので、子供たちは食べきれず、家族で食べました。
弟「冷麺はめずらしく、手にはいづらく貴重なんだよ。子供たちには贅沢で、はやかったかな」
後からきいたのですが、麺じしんスーパーに売ってなくて、夏場にすこし売っているぐらい。盛岡にはあるらしいです。
母が「麺がしこしこしてるね」
自分「これが、『しこしこしている』という意味なんだ」
衝撃的な事実でした。
今まで食べて知ってた、この味わいが世間で言う共通語の『しこしこ』だったんだ。
いぜん、単語で『しこしこしている』という言葉をきいていましたが、何をさししめしているのか、どういう意味かわかりませんでした。
この弾力・あじわいが『しこしこしている』なんだと。
自分「弟が薦めてくれた本を思い出した」
銘柄や年代や貯蔵法といった客観的事実と関連しない、いわく言いがたいあの味がどうしても忘れられなくて、それを求めて世界を旅する私的ソムリエ。彼が求めているのがどのような味か、自分自身以外のだれにもわからない。だが、彼はときに、銘柄とも年代とも無関係に、その味にめぐりあうのだ!
自分「私的言語ってあるかな」
弟「○X△だと思う」
自分「それは人間が△☓○だから?」
自分「(野矢さんの)ドビンソンを思い出した」
弟との食事は楽しいです。
お店の人がサービスでフルーツを出してくれました。
パイナップル食べるのひさしぶりです。
みずみずしくって、おいしかったです。
ありがとうございます。
お店を出た時、子供たちは飴をもらってました。
自分「うちたちも、子供の頃、食後の後飴をもらってたね」
弟「うん」
ごちそうさまでした。