語り、問い、こたえ耳を傾ける
どの記号もそれだけでは死んでいるように見える。
何がそれに生命を与えるのか。
-使用においてそれは生きている。
使用の中でそれは生命の息吹を取り入れるのか。
-あるいは、使用がその息吹なのか。
他者の心への問いかけとして響いてくる。
どの他人もそれだけでは心なきものに見える。
何がそれに心を与えるのか。
語り、問い、こたえ耳を傾ける。
他者は新たな意味の発信源として私の前に立つ。
われわれはさらに、いかにして他者が新たな意味の発信源たりうるのか、そして私はそれをいかにして理解しうるのかを、考察していかねばならない。