がんばろう日本!
gooさんの募金
「東日本大震災 復興支援募金 がんばろう!日本」
その応援壁紙に参加いたしました。
goo壁紙↓
http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/list.html
「レヴァリアース」と「刻の大地」
自分にできること…びりょくですが応援させていただきました。
*よろしければ、絵を描くにいたったまでについて・長文です*
震災の時期、自分自身も精神的不安定でした。
周りの人からも自分のことを理解していただけずつらかったです。
でも、東北の方はもっともっと心身ともにつらい遭遇に見舞われている…。
自分とくらべることは失礼ですが、自分にできることを…募金もしました。そして、gooさんが応援壁紙をされているとのことを知り、絵を描くことを決めました。
きっと自分の作品を知ってくださる方は「レヴァリアース」「刻の大地」だろうと、2点描こうと思いました。
登場人物に懐かしさを感じてくださるだろうと。
つらいときに、絵を元気よく描く…それが絵に反映しないか不安でした。
胸が痛みました…。がんばりたいけどがんばれない…。
それでも、描きたい…!力になりたい。意志の力で描き進める。
描き終わった絵を眺めると、皆カタイ表情…。
想いはやはり絵にうつってしまうのでしょうか。
それから、本格的なデジタルカラー。
昔少しさわったことがあるのですが液タブで新しいソフトで表現するのは初めてなので、かをりさんに相談しながら描いてゆきました。
デジタルは、ひとつつまづくと先に進むことができないので、ただ塗るではなくソフトの機能も理解して、アナログと仕上がりの過程が違いますのでイメージを広げて集中しました。
はじめは鼓舞してましたが、途中どうしてもつらくて、絵と向き合うことができなくなりました。
えがいている時は、夢中で集中しますが、えがくぞあの絵を、と思うと心が傷んでゆくのです。
とくに、刻の大地は思い入れのある作品なのに、未完でまた向き合わうことになるということがどんなにつらいか…。
自分との戦いでもありました。
そのなか、Jコミさんで「幻想大陸」と「レヴァリアース」を発表。
読者の方からTwitterで多くのコメントをいただいて、心が癒されました。
自己満足でえがいていたと感じていた作品が、このように楽しんで読まれている方々の声を知れて、おおきな励みになりました。
もういちど、自分自身と向きあおう。
イラストをはやく仕上げよう。
不安定の時期から、だいぶ時間も経ったので、自然に心が落ち着いていったのかもしれません。
以前より、集中してえがけました。
色が浮き上がり、重なりあい、響きあう。
絵に魂が吹き込まれる。
以前の感覚とほどよい緊張感と高揚。色と自分。ひたすら自分自身と向き合い、ここはこう、ここはどう。
最後の方はTwitterでつぶやいて、ツイートして下さる方々から応援の後おしでできました。
完成品は、正直まだまだ未熟です…。
絵の登場人物の表情はカタイですし、色選びもまだ今以上にえがけるのではないのか。
寄付の絵が、初めての液タブで初めてのソフトでえがいたものだなんて、申しわけないと感じました…。
でも、その初めての初々らしさを、好意的に受け取ってくださればと思います。
このような経緯で、絵の完成が大変遅くなりました…。
ふりかえると、東北の方々の為というより、自分自身のため、自分の自己満足のように感じました。
自分はいらぬおせっかいかと…。でも、その自分自身のおせっかいが、ひとりでも多くの人の喜びや幸せにつながってゆけば…と切に願います。
長文におつきあい、ありがとうございます。
東北地方太平洋沖地震のはやい復興を願って。