回廊亭殺人事件
ドラマ「回廊亭殺人事件」観ました。
*物語*
一代で財を成した一ケ原高顕(北村総一朗)が死んだ。桐生枝梨子(常盤貴子)は高顕の秘書だった。妻子を持たない高顕の莫大な財産の相続をめぐる陰謀に巻き込まれた枝梨子は、偽装心中を図られ恋人(田中圭)を殺された。半年後、高顕の遺言状が一族の前で公開されることになった。公開場所は旅館“回廊亭”。一族のほかには、枝梨子が本間美代子(常盤貴子)という女性になりすまして潜入していた。美代子の真の目的は、回廊亭で起きた心中事件の真相を探ること…。その夜、第一の殺人が起こる。
*感想*(注・ネタバレ有り)
誰が誰の娘で、誰の兄弟なのか、など登場人物のそれぞれの人間関係を把握するのにとまどいました。
犯人は、わからず、わかった時、そうなんだあと思ったのですが、共犯がいて、びっくりぞくっとしました。まさか、あの人が犯人だなんて…。
主人公は容姿をまわりから否定され、彼氏に殺されかけ、思い出まで奪われる…。
ラストがせつなく、重かったです。
自分の大切な人は虚構で、しかも最後まで否定されるなんて…。
原作を読まずにドラマだけだと、 解りづらいかもしれません…。
しかし、気になったのが笛を吹いたような音色。
何度が流れてて、場面と合わないなあと違和感を感じてました。
それが、ラストのシーンで流れて、せっかくの決まったシーンが、その笛の音で笑いを誘う…。せつないやら重いやらびっくりやら音色がおかしいやら。