11文字の殺人
ドラマ「11文字の殺人」
*物語*
女流推理作家・結城梨花子(永作博美)の恋人(長谷川朝晴)が殺された。死の直前、彼は「誰かに狙われている」と話していたが…。親友で編集者の冬子(星野真里)とともに真相を追い始める梨花子。しかし、彼女が出会った人々は次々と殺されていく。いったい誰が? なぜ? すべての謎を解く鍵は1年前のクルーズツアーでの水難事故。「無人島より殺意を込めて」という11文字の手紙。無人島でいったい何があったのか? 梨花子は事件に隠された“悲しい秘密”にたどり着く…。
*感想*(注・ネタばれあり)
推理作家が、恋人を殺した犯人をみつけてゆく…ですが、警察無能すぎ、というのは推理作家が主人公で、犯人が。。。。だからの帰結だから物語としてさまになって、おもしろいつくりなので、当然の帰結だと思いました。
きっと会社担当に「主人公はどうして事件のことを警察に言わない」「警察は何をしてる。無能すぎる」「子供が警察に相談せず、どうして主人公に相談する」と矛盾点や不自然さをチェック入れられて企画は没になるだろうなあと、よぎったなんては、口にだしはしませんが文章にしてしまいました☆
なにも、作品をおもしろくないとは、言ってませんよ(慌)
推理作家が主人公という設定がおもしろいから、警察の無能さが際立ってるのです…。
最後に無人島に集結するところ、崖っぷちで事件が発生する場面は、2時間ドラマにぴったりです☆
とあることがきっかけで小説をかけなくなった主人公。今回の事件で、作家はやめるか、つむぎだすか…ドラマではわかりませんが、警察の無能さや不自然さもきっと2時間ドラマでは説明しきれないと思うので、原作を読めば少しはみえてくるかもしれません。
犯人が以外で、ビックリしました。ショックです。。。「11文字の殺人」というタイトルの意味を知って、ぞくっとふるえました。